【2022年版】おすすめタイヤランキングBEST5

タイヤは、車と路面が接する唯一の点であることはご存知でしょうが、質の悪いタイヤを使用すると、ウェットブレーキを減少させるだけでなく、ガソリン代も高くついてしまいます。そこで今回、人気ブランドの各種タイヤを評価し、乗員の安全を守るためにグリップ力があり、かつ車内の騒音を最小限に抑えるのに優れた走行洗練性を持つタイヤはどれかを徹底調査してみました!一般的に、燃料費が高騰すると、ガソリンを節約してくれるタイヤの需要はますます上がります。また、高価なタイヤであっても、燃費がグンと向上すれば、長期的にみるとよりお得になる場合もあるのです。

第1位 ハンコック Ventus S1 evo3

雨天時のテスト結果をふまえて、ハンコック製のこのタイヤが本ランキングトップとなりました。Ventusのグリップレベルは、ウェットブレーキテストの結果を見ると一目瞭然でした。後に紹介するコンチネンタル製のタイヤが時速13マイルで走ってしまうのに対し、Ventusのグリップは車が横滑りして止まってしまうほど優れていました。

ドライ路面では最高水準とは言えないものの、このタイヤはトッププレーヤーに追いつくことができ、かなり優秀なオールラウンダーであることが証明されました。ただし、唯一の大きな欠点は、燃費の評価が低いところです。

第2位 MICHELIN パイロットスポーツ4

2016年度のタイヤランキングで第1位だったMICHELIN製のパイロット スポーツ4は、2022年現在でも市場で最高品質のタイヤのひとつです。このタイヤは、ウェットコンディションで見事な性能を発揮し、ウェットコーナリングテストでは前述のハンコックをも上回り、さらにドライブレーキテストでは卓越した性能を発揮しました。ただ、タイヤノイズが最も大きく、燃費も最も悪かったため、今回は第1位に入賞することはできませんでした。

第3位 VREDESTEIN ウルトラック

VREDESTEIN製のウルトラックは、ほぼすべてのテストで3位となり、復活モデルとしては驚くべき結果を残しました。多くのドライバーが筋トレに没頭している間、このオランダのタイヤメーカーVREDESTEIN社は、ウルトラックのデザイン開発に莫大な時間をコツコツと費やしてきたようです。アクアプレーンテストでは、その安心感のあるグリップに感動し、他のテストでも上位のタイヤに負けずに肩を並べていました。しかし、他のトップタイヤと同様に、燃費が悪かったので、たくさんの距離を運転する人は要注意かもしれません。

第4位 ブリヂストン TURANZA T005

燃費を重視するのであれば、ブリヂストン製のTURANZAがおすすめ。燃費の良さという点では、他社を圧倒しており、2番目に燃費が良かったモデルよりも4%も優れていました。これはすべて独創的な設計と重量の工夫によるもので、TURANZAは他の多くの競合タイヤよりも1kg近く軽くなっています。それ以外の性能は十分で、唯一の大きな欠点は、ブレーキの弱さでしょう。上位に挙げられたタイヤがすでに車を完全に停止させていた一方、TURANZAはまだ時速23マイルで走っていました。

第5位 コンチネンタル プレミアムコンタクト6

価格が約100ポンドもするコンチネンタル製のこのタイヤは、そろそろ古さが感じられるようになっています。というのも、性能がその高額な販売価格に全く見合っていないからです。たしかに、プレミアムコンタクト6は、ほとんどの状況においてそれなりの安全性を感じさせ、ドライ路面ではランキング上位候補に迫る勢いで、速いブレーキ性能も備えていました。がしかし、アクアプレーンテストでのハンドリングの悪さや、ウェット時のフロントグリップの低さは、優れた燃費性能とは対照的なものでした。ですので、良い点も悪い点もある、買い替えが必要なタイヤといえるでしょう。